一つずつ課題をクリアして目標へ。物流の営業の醍醐味がやりがいに。

営 業
営業主任 S・Kさん 29歳

営業本部 関東営業部所属。営業職を希望し、他の物流会社から福山通運へ。「営業は難しいけれど面白い!」と、仕事の魅力を実感する毎日。

物流が好き&営業がやりたい
その答えが福山通運への入社。

大学を卒業して、ある物流会社に就職しました。そこでの主な仕事は、配車業務。自社や協力会社のドライバーを手配して、荷物を運ぶ段取りをする仕事です。大学時代はそれほど物流という業種に思い入れがあったわけではないのですが、働き続けるうちに、自分たちがいなければ店から商品がなくなる、社会を支える大切な仕事をしているのだと気づき、やりがいを感じるようになりました。それに伴って、配車以外の業務もやってみたい、物流業界の中でもっと大きな仕事がしたい、という気持ちが生まれてきました。大学時代にサービス業のアルバイトをしていて、お客様と接することや会話を通して合意を形成するというコミュニケーションによる仕事の面白さを強く感じていたので、今度は規模の大きな会社で大きな取引を獲得する営業をやってみたいと考えるようになり、5年ほど経験を積んだところで、転職活動を開始。物流会社を何社か受けたのですが、待遇面や会社の雰囲気、そして、面接してから合格の知らせまでが一番早かったことに好感を持ち、福山通運に決めました。

私が配属された関東営業部は、関東に本社や本部があるお客様や、全国に拠点があって一つの営業所では対応しきれないお客様の営業全般を担当します。ここで、既存のお客様のお取引を増やすための提案や、新規のお客様を開拓する仕事をさせていただいています。

他部署の協力を得ることで
営業実績を大きく伸ばせた。

福山通運の強みは、日本全国ほとんどの場所に直送できること。その強みをアピールしながら、営業活動を行います。新規開拓の場合は、すでに他の運送会社さんとお取引がある企業様に「福山通運もぜひ検討してください」とアプローチをして、荷物の一部でも運ばせていただけるように、誠意を持って、福山通運のサービスの特徴やメリットについてご説明します。すでにお取引のあるお客様の場合は、さらに福山通運にお仕事を任せていただけるように、様々な交渉とともにご提案をしていきます。

これまでで特に印象に残っているのは、取引額を大幅にアップさせたあるお客様のこと。全国に5つの出荷拠点を持っているお客様なのですが、以前は2拠点としかお取引がありませんでした。取引拡大のためにお客様のニーズをヒアリングしたところ、「決まった時間に出荷して、決まった時間に納品されるのが一番」という、基本中の基本でありながら、完璧に進めるのも難易度が高いご要望をいただきました。しかし、そのご要望をかなえるために、まず、社内の集荷責任者に相談し、集荷時間の調整をしていただきました。次に、全国に発送するために夜間の運行便の責任者である運行管理課長と打合せを重ね、運行経路を調整。さらに、夜間運行便が何時までに着けば午前中にお客様のところに配達できるか各配達所にリサーチし、時間調整も図っていく―。このように社内の各部署との相談・調整を重ねたことで、お客様のご要望にお応えできる提案ができ、その結果として5拠点全てとお取引をしていただけることになり、取引額を20倍ほどに伸ばすことができました。お客様にヒアリングを開始してから約半年。成約した時には、大きな達成感を得ることができただけでなく、福山通運のチームワークの良さを実感することができました。

ロジスティックの知識を増やし
物流全般のプロになりたい。

福山通運の魅力の一つは、人とのつながりがしっかりとしていること。メンバー同士の仲がよくて職場の雰囲気がよいのはもちろんのこと、上司や他部署とのつながりも強固です。前述の大型受注ができたのも、何かと力添えをしてくださった上司や、私の話を聞いて様々な調整に動いてくれた他部署のおかげが大きいと、心から感謝しています。

荷物の保管から配送までを一貫してできるのが、福山通運の強みです。しかし、私自身、ロジスティックスの知識はまだまだ足りていません。横のつながりがしっかりとある会社なので、ロジスティックの専門部署に聞けばいろいろと教えてもらえるのですが、そこに頼らずに自分一人でお客様にロジスティックまで含んだ提案ができるようになることが、今の目標です。そのために、営業部のみならずロジスティックに関する部署の先輩と一緒に動きながら知識を得られるように、努力しています。

今後も物流全般の知識を深め、好きな物流の仕事を、大好きな福山通運で続けていきたい。めざすは、物流のプロフェッショナル!これからも大いに頑張っていきます!